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残したい健康科学ニュース 管理人 02/4/7(日) 7:15
┣ <日光浴>皮膚がんや白内障の原因と自粛を呼びかけ... 管理人 02/7/24(水) 11:02
┣ 10―30歳でスポーツ離れの傾向…「体育の日」統計 管理人 02/10/14(月) 0:18
┣ 犯人追跡の体力検定導入=全警官対象、昇進にも影響... 管理人 02/10/19(土) 8:05
┣ <WHO>たばこ、高血圧、アルコール 寿命縮める... 管理人 02/10/31(木) 20:47
┣ 走っても息切れず、心肺能力高める遺伝子変異見つかる 管理人 03/1/6(月) 22:41
┣ 若手大リーガー、熱射病で死亡 オ軍のベクラー投手 管理人 03/2/18(火) 13:33
┣ 糖尿病患者、予備軍含め1620万人 厚労省調査 管理人 03/8/7(木) 11:12
┣ 祝75歳!「ラジオ体操の全」のへぇ〜 管理人 03/12/24(水) 21:13
┣ 現代人の運動不足、幼児期から兆候 - AP 管理人 04/2/9(月) 23:25
┣ 糖尿病予防にコーヒー、飲めば飲むほど効果と米誌 管理人 04/3/16(火) 5:41
┣ 都内の小中生 体格は向上/体力は著しく低下 管理人 04/3/18(木) 13:15
┣ 糖尿病に劇症型 学会が実態調査 管理人 04/5/18(火) 16:15
┣ 運動1日30分… WHO 管理人 04/5/23(日) 8:32
┣ 高コレステロール低年齢化 小5女児、8年で倍増 管理人 04/6/11(金) 12:37
┣ 運動選手、体脂肪率低いほど月経異常 管理人 04/8/16(月) 9:23
┣ 元気な中高年、体力低下続く子供・体力運動能力調査 管理人 04/10/10(日) 20:47
┣ 肥満・糖尿増え、運動減る 厚労省目標、20項目... 管理人 04/11/8(月) 23:44
┣ 食後の運動」に注意! 管理人 05/6/10(金) 9:35
┣ 急性運動回復期における水分補給の効果について 管理人 05/6/29(水) 17:37
┣ 少年サッカーの審判、46歳熱中症で死亡…京都 管理人 05/7/19(火) 1:32
┣ 鈍足 今の男の子 20年前の女児並み 文科省調査 管理人 05/10/10(月) 15:54 [添付]
┣ 中高年世代、敏しょうに 文科省の運動能力調査 管理人 05/10/10(月) 15:59
┣ 中2、体力テスト後に死亡 両親が市に賠償請求 管理人 06/1/26(木) 11:37
┣ 健康志向なのに? 肥満や大量飲酒増加、国の目標遠... 管理人 06/2/2(木) 21:59
┣ 「コエンザイムQ10」の摂取上限量設定見送り 管理人 06/6/22(木) 23:35
┃┗ 人気サプリ「コエンザイム」大論争、安全かそれとも… 管理人 06/9/3(日) 10:25
┣ 運動単位「エクササイズ」? 生活習慣病予防へ厚労... 管理人 06/7/19(水) 22:09
┣ 日焼け注意!、紫外線で年6万人死亡 管理人 06/7/26(水) 12:29
┣ 変わる救命法、人工呼吸より何度も心臓マッサージ 管理人 06/9/7(木) 18:08
┣ 寝過ぎ高校生、持久力劣る? 「不規則な生活、原因」 管理人 06/10/10(火) 9:58 [添付]
┗ 年間300万人が高血糖で死亡 管理人 06/11/20(月) 14:57

残したい健康科学ニュース
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 管理人 WEB  - 02/4/7(日) 7:15 -

引用なし
   運動不足で死亡、年に2百万人

【ジュネーブ4日=大内佐紀】世界保健機関(WHO)は4日、世界各地で年間約200万人が運動不足のために死亡しているとして、1日30分は軽い運動をする、たばこをやめる、健康的な食事を心がけるなどの予防策をとるよう呼びかけた。

WHOによると、運動不足の人は世界の人口の60―85%に上るが、運動不足のため、心臓疾患や糖尿病にかかったり肥満したりする人が増え、これが高血圧、結腸ガン、骨粗鬆症、うつ病などの要因となっている。また、子どもの3分の2も、十分な運動をしていないという。WHOのブルントラント事務局長は、「定期的に運動したり、栄養ある食事を摂るなど、健康的なライフスタイルを維持する習慣は子ども時代から始める必要がある。親たちや学校が、このメッセージを受け止めてくれることを期待する」との声明を発表した。(4月5日19:01)読売新聞HP 2002

<日光浴>皮膚がんや白内障の原因と自粛を呼びか...
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 管理人  - 02/7/24(水) 11:02 -

引用なし
   WHOは23日、日光の紫外線は皮膚がんや白内障の原因になるとして“日光浴自粛”を呼びかける報告書を発表した。報告書は、70年代以降、白人を中心に皮膚がんの患者が世界で急増していると指摘。太陽光の強い夏の日中は外出を避け、出掛ける場合は衣服で皮膚を覆ったり、帽子などを着用するよう呼びかけている。[2002年7月24日 毎日新聞]

・・・体育教員の一部には、スポーツの際に「日焼け止めをぬるなんて軟弱な」という意見もありましょうが、「そんなこと言えるのはあなたが無知だから」などと学生から切り返されないようにしておく必要があります。WHOの言っているのは正論の類でしょう。

10―30歳でスポーツ離れの傾向…「体育の日」...
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 管理人 WEB  - 02/10/14(月) 0:18 -

引用なし
   総務省は「体育の日」(14日)にちなんで13日、国民のスポーツ活動状況に関する統計を発表した。それによると、過去1年間にスポーツをした人の割合(行動者率)は、72%で5年前の前回調査よりも4ポイント減った。これを年齢別に見ると、10歳代前半が93%と最も高く、高年齢になるにつれこの割合は低下しているが、30歳代以下の年齢層の低下幅が大きい。10―30歳代にスポーツ離れの傾向が見られる。

この統計は、全国の10歳以上の男女約20万人を対象にした昨年の社会生活基本調査(5年ごとに実施)をもとにしたもの。スポーツの種類別では、「散歩・軽い体操」を行った人の割合が43%と最も多く、「ボウリング」、「水泳」と続いた。また、小学生男子(高学年)に過去1年の球技に関する経験を聞くと、野球64%、サッカー51%の順。女子は卓球22%、バレーボール17%だった。(読売新聞 2002年10月13日)

犯人追跡の体力検定導入=全警官対象、昇進にも影...
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 管理人 WEB  - 02/10/19(土) 8:05 -

引用なし
   警察庁は19日までに、現場の警察官が逃走する容疑者を追跡して制圧するために必要な体力を維持できるよう、体力検定制度を来春から導入することを決めた。検定の対象は全国都道府県警の警察官と皇宮警察の護衛官で、性別や年齢に関係なく年1回以上実施。各警察本部の判断で昇進試験の際の参考にすることもできる。 (2002年10月19日時事通信)

・・・体力試験があるというだけでかなりのプレッシャーになるはず。柔道剣道などの高段者でも、「持久力」はきついかもしれない。

<WHO>たばこ、高血圧、アルコール 寿命縮め...
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 管理人 WEB  - 02/10/31(木) 20:47 -

引用なし
   【ジュネーブ大木俊治】世界保健機関(WHO)は30日、02年版の「世界保健報告」を発表し、先進国ではたばこ、高血圧、アルコールが、寿命を縮める3大要因になっていると指摘した。報告は世界14地域ごとに、健康で長生きできる「平均健康余命」を縮める要因を分析。先進国の場合、たばこが全要因の12%、高血圧が11%、アルコールが9%を占め、高コレステロール、肥満がこれに続いた。途上国を含めた全世界では、(1)低体重児(2)安全でない性行為(3)高血圧(4)たばこ(5)アルコールの順だった。国別データは算出していない。

また「貧困国に食糧不足による低体重の子供が1億7000万人いる一方、世界中で10億人以上が過体重か肥満」「世界中でたばこによる死者は約500万人、肥満による死者は約300万人」などと具体的数字を挙げながら、「早死に防止」のための日常の心がけを呼びかけている。WHOは毎年、各国の平均余命など世界の保健情勢をまとめた年次報告を発表しているが、今回は初めて、死亡や重病の要因となるリスクに焦点を当て、分析した。また、報告では日本の平均寿命は81.4歳とされ、前回に続き、世界一の長寿国となった。
[毎日新聞2002年10月31日]

走っても息切れず、心肺能力高める遺伝子変異見つ...
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 管理人 WEB  - 03/1/6(月) 22:41 -

引用なし
   走っても息切れしないほど体内で効率よくエネルギーを作り出す遺伝子の変異を東京都老人総合研究所の白沢卓二研究室長らが突き止めた。この変異がある人は、高地トレーニングで鍛えた陸上選手のような心肺能力を潜在的に備えていることになる。遺伝子を調べることで、優秀な長距離ランナーの卵を発掘できる可能性もある。この遺伝子は、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンを作り出すもの。変異がある人のヘモグロビンは、普通のヘモグロビンに比べ、筋肉などに酸素を運ぶ能力が高いことがわかった。

実際に、この遺伝子変異を持つ東北地方の女性(29)の協力を得て行った研究では、急な坂道を10分間自転車で駆け上がる運動をしても、呼吸数は1分間に約20回と、運動前と変わらなかった。この女性の姉(31)に同じ運動をしてもらったところ、呼吸数は35回に跳ね上がり、息苦しさを訴えた。

研究チームはさらに、この遺伝子変異を持つマウスを人工的に作り出して実験。低酸素状態で飼育すると、通常のマウスは呼吸数が増えたが、遺伝子を改変したマウスは変わらなかった。走り回る距離も2倍に延び、運動好きになった。狭心症など血液が十分に酸素を運べない病気の患者に対し、この変異を持つよう遺伝子治療を施したり、変異型ヘモグロビンを輸血したりするなど、治療への応用も期待できるという。(1月6日読売新聞)

若手大リーガー、熱射病で死亡 オ軍のベクラー投手
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 管理人 WEB  - 03/2/18(火) 13:33 -

引用なし
   米大リーグ、オリオールズの若手、スティーブ・ベクラー投手が17日午前、死去した。23歳だった。米メディアによると、死因は熱射病による合併症。同投手は16日、キャンプ地フロリダ州フォートローダーデールでの練習で体調の異常を訴え、救急車で運ばれた病院で集中治療を受けていた。キャンプ中に大リーガーが交通死亡事故を起こした例は昨年もあったが、練習中に倒れ、病院で死亡したケースは珍しいとされる。

ベクラーは16日の練習で最後の調整ランニングを終えたところで、意識がもうろうとしていたという。めまいを訴えていた上、熱射病による脱水症状の兆候があり、病院で症状はさらに悪化した。ベクラーは1998年のドラフト3巡目で指名され、これまではマイナーリーグの3Aで主にプレー。オリオールズに昇格して昨年9月6日のエンゼルス戦で大リーグ・デビューを果たし、救援で3試合に登板し、0勝0敗、防御率13.50だった。(共同)

糖尿病患者、予備軍含め1620万人 厚労省調査
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 管理人 WEB  - 03/8/7(木) 11:12 -

引用なし
   国内で糖尿病になっている人は約740万人、可能性を否定できない「予備軍」と合わせると約1620万人にのぼることが6日、厚生労働省の02年糖尿病実態調査で分かった。5年前の初調査に比べ予備軍を中心に計250万人増え、成人の6.3人に1人の割合になる。高齢化や食生活の変化で患者数は今後も増えて2010年に1千万人を超える懸念もあり、同省は大台を超えないよう、生活習慣の改善や健診を改めて呼びかけている。

調査は97年に続き2回目。昨年11月、全国の20歳以上の5792人を対象に、問診や血糖値の状態の指標となる血液中のグリコヘモグロビン(HbA1c)などの検査を実施した。結果を成人人口1億212万人にあてはめると、治療中の人を含め糖尿病が「強く疑われる」有病者(HbA1cが6.1%以上)は約740万人(前回690万人)で、「可能性を否定できない」予備軍(HbA1c5.6〜6.1%)は約880万人(前回680万人)と推計された。有病者に比べて予備軍の伸び率が3割と目立っている。年齢別では、有病者は60代男女、70代以上男性を除いて減少傾向なのに対し、予備軍は男性は50代以上、女性は30代以上に増加傾向がみられた。同年代を男女で比較すると、有病者は男性、予備軍は女性が多い傾向がみられた。

糖尿病は神経障害、腎症、網膜症などの合併症につながり、心臓病や脳卒中にも関係する。大部分を占める2型糖尿病の増加は動物性脂肪摂取の増加など生活習慣の変化が関係しているとされる。調査では、93.8%の人が「正しい食生活と運動習慣が予防に効果がある」という知識があったが、理解していても行動に結びついていないのが実情のようだ。同省生活習慣病対策室は「バランスのよい食事や毎日の運動などを心がけて予防に努めるとともに、健康診断を受けて早めに治療を始めてほしい」と呼びかけている。2003.08.06 asahi.com

祝75歳!「ラジオ体操の全」のへぇ〜
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 管理人 WEB  - 03/12/24(水) 21:13 -

引用なし
   今年、誕生から75周年を迎えたラジオ体操にスポットを当てたCD「ラヂオ体操の全(すべて)」(キング)がおもしろい。歴代の伴奏曲や関連曲などを収録。解説書でなじみはあるが、意外に知らないその歴史、体操の図解まであり、これで“ラジオ体操トリビア”は万全だ。

「ラジオ体操は…生命保険普及のためにはじまった」−。昭和3年11月1日、昭和天皇即位の大礼の記念行事の一環として制定されたのがラジオ体操のはじまりだが、背景には大正5年にスタートした逓信省の簡易保険普及、振興の狙いがあったという。加入者が増えないため、簡易保険局の担当者が視察に行った米国の生命保険会社でイメージ戦略と加入者死亡率を下げるためにラジオで「体操」を流し、ピアノの伴奏と号令をかけていたのがヒントになったという。

今回のCDも、財団法人簡易保険加入者協会発行のラジオ体操50周年記念誌「新しい朝が来た」に登場する楽曲を集めている。第一回の体操の様子を収めた映像からとった「全国のご家庭のみなさま…」というアナウンスをはじめ、初代の「国民保健体操」、終戦直後につくられた二代目のそれぞれ「第一−三」、現行の「第一−二」も収録。なかでもGHQの指導で作られながら不評で、わずか3カ月でお蔵入りした二代目のオーケストラ版は“幻の音源”というほど貴重なもの。このほか、伴奏曲に歌詞をつけた「朝日を浴びて」、藤山一郎が歌った「ラジオ体操の歌」、戦時中に採用された「ラジオ縄跳」の伴奏曲、歌詞にラジオ体操が登場する「お山の杉の子」など全22曲が収められ、その多くが初CD化だ。

同CDを企画した石川宏平さん(60)は「米国だけでなくドイツ、チェコなど欧州でもラジオ体操はあったが、今も続いているのは日本だけ。外国の発想をうまく取り入れ、勤勉に続けている。ラジオ体操のありように日本人の気質、国民性が反映されているよう」と話している。へぇ〜。ZAKZAK 2003/12/24


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現代人の運動不足、幼児期から兆候 - AP
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 管理人 WEB  - 04/2/9(月) 23:25 -

引用なし
   現代人の運動不足、幼児期から兆候 英研究

ロンドン(AP) 現代人の日常は昔に比べ体を動かす機会が不足しがちで、肥満や生活習慣病といった問題が盛んに指摘されている。その兆候は幼児の生活にも現れているとの研究結果を、このほど英国のグループが発表した。平均的な3歳児が1日に運動する時間はごくわずかとのデータが得られたという。

英スコットランド・グラスゴー大の心理学者ジョン・ライリー氏らは、3歳児78人の生活を1週間にわたって観察し、分析結果を英医学誌ランセットに発表した。チームでは、腰に着ける万歩計のような器具を使い、子どもたちの起床から就寝までの運動の様子と、消費カロリー量を詳細に記録。その結果、1日のうち9時間から10時間はじっとしたまま過ごすという生活が浮かび上がった。

子どもたちが外で遊んだり大人に合わせて歩いたりして、多少とも息が切れるような運動に費やしたのは1日平均20分間。「それ以外の時間も動き回ったり話したりしてはいるが、消費するカロリーは眠っている時と大差ない」と、ライリー氏は指摘する。その結果、1日の消費量は平均1300キロカロリーと、適正とされる1500キロカロリーをかなり下回った。

ライリー氏によれば、3歳児の食べる量は25年前の約4分の3に減っているが、この間に運動量はさらに激減しているとみられる。同氏はその理由として、テレビやビデオの影響を挙げる。また、自家用車やベビーカーでの移動が一般的になっていることも、大きな要因だという。幼児期の運動不足は肥満の原因を作るだけでなく、学習、行動面にも悪影響を及ぼすとされる。ライリー氏は「テレビもビデオもなかった時代、壁を見つめて何時間も座っている子どもはいなかった。ほかに楽しみを見つける能力があったからだ。今の子どもたちにも同じ能力があるはず」と述べ、幼児の生活を見直すよう呼びかけている。
2004.02.09 (URLは右上:家のマークをクリック)

糖尿病予防にコーヒー、飲めば飲むほど効果と米誌
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 管理人 WEB  - 04/3/16(火) 5:41 -

引用なし
   ニュース速報:3月10日(水)sanspo.com 2004
10日発行の米医師会誌(JAMA)は、コーヒーを飲む量が多い人ほど、糖尿病にかかる危険が小さくなるとするフィンランド国立公衆衛生研究所の調査結果を伝えた。同研究所が35−64歳の約1万4600人を調査した結果によると、1日3−4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べ女性で29%、男性で27%糖尿病にかかる率が減少。1日10杯以上飲んだ場合は、女性で79%、男性で55%の減少となった。

因果関係は不明だが、コーヒーに含まれているクロロゲン酸が血糖値調整に間接的役割を果たしている可能性があるほか、カフェインが膵臓(すいぞう)からのインシュリン分泌を促進、血糖を減少させることも考えられるという。米ハーバード大研究チームなどが行った別の調査でも同様の結論が出ており、同誌は、糖尿病予防でのコーヒーの効用について、今回の調査が「疑う余地のない証拠」を提供したとしている。(共同)

都内の小中生 体格は向上/体力は著しく低下
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 管理人 WEB  - 04/3/18(木) 13:15 -

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   都教育委員会が実施した都内の児童・生徒約二万四千人を対象とした平成十五年度の体格と体力テスト調査の結果が十七日、まとまった。それによると、三十年前に比べて体格がよくなっている一方で、体力が著しく低下していた。

調査は都内の小・中・高校計六十七校で実施し、十年前の平成五年度、三十年前の昭和四十六年度と比較した。体格は小・中・高校ともに十年前とほぼ同じだったが、体力面では小・中学で全般的に低下した。高校生の体力は上昇していた。今回の調査と、三十年前の調査を比較すると、子供の体力の衰えはさらに顕著だった。中学校一年生を例にとると、今回調査では平均身長は男子が一五二・八四センチ、女子が一五二・二八センチで、三十年前との比較では男子で約五センチ、女子で約三・五センチ高くなった。

一方、体力面では、男子の持久走(千五百メートル)の平均タイムは、今回調査では七分二十六秒で、三十年前の六分四十四秒よりも四十二秒も遅くなるなど、男女とも比較項目すべてが低下していた。都では「生活が便利になって体力の必要感が薄れているのでは」と分析している。

糖尿病に劇症型 学会が実態調査
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 管理人 WEB  - 04/5/18(火) 16:15 -

引用なし
   糖尿病のなかに突然発症して急速に重症化する劇症型があり、数日で死亡した例もあることが、日本糖尿病学会の初の実態調査で分かった。インスリンを体内で作れない1型糖尿病を新たに発症した患者のうち、2割が劇症型だった。学会は風邪や胃腸炎に似た初期の症状を見誤らないために、少しでも疑いがある場合は血糖値を測るよう、開業医や救急医らに注意を呼びかけている。

劇症型は、1型糖尿病の一種で、糖尿病歴のない人が突然発症する。

学会の調査委員会(委員長・牧野英一愛媛大教授)が、1型糖尿病を多く診ている7都府県の10医療機関を対象に、91年から10年間の新規発症患者を調べた。その結果、222人のうち約2割、43人が劇症型だった。また、全国の医療機関に劇症型の報告を求めたところ、118症例が寄せられた。25歳の男性は昏睡(こんすい)状態で救急搬送され、病院到着後約40分で亡くなった。吐き気や胃痛の症状が出た2日後だった。ほかにも劇症型で死亡したとみられる患者が4人いるという。通常の1型糖尿病の発症は小児に多いが、劇症型は9割が成人だった。最初にのどの痛みなど風邪に似た症状があった人、吐き気や腹痛など胃腸炎に似た症状があった人が、ともに7割。血糖値が急速に上がり、のどが渇くなどの症状が出た後、平均4・4日で意識障害などに陥っていた。

劇症型は、調査委メンバーの花房俊昭・大阪医科大教授らが00年に初めて報告した。原因は分かっていないが、遺伝的な背景とウイルス感染などが重なり、膵臓(すいぞう)内のインスリン分泌細胞が数日でほとんど壊れて起きる、との見方が有力だ。また、牧野委員長は、愛媛県内で独自に実施した調査で、劇症型の患者は全国で4000〜1万人以上と推計している。

花房教授は「糖尿病と分からないまま亡くなっている人も多いのではないか」としており、調査委は「糖尿病に詳しくない医師が初期症状を見逃して手遅れになる恐れがある」として、開業医や救急医に初診時の血糖値測定と迅速な治療開始を呼びかけている。


〈糖尿病〉 血糖値を調整するインスリンが欠乏する病気。インスリンを分泌できない1型と、肥満や運動不足が引き金となってインスリンの出や効きが悪くなる2型などがある。国内患者は約700万人で、95%が2型。劇症型を含む1型はインスリン投与が治療の基本だ。
asahi.com (05/18 09:01)

運動1日30分… WHO
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 管理人 WEB  - 04/5/23(日) 8:32 -

引用なし
   運動1日30分… WHO、生活習慣病対策に国際指針

世界保健機関(WHO)総会は22日、肥満症、心臓疾患、糖尿病などを予防するための「食生活と運動に関する世界戦略」を採択した。生活習慣病に対する初の国際指針。各国の実情に合わせて肉付けするよう求めている。戦略は、生活習慣病など非感染性疾病による死亡が世界の全死亡(年間5600万人)の6割を占め、健康的でない食生活と運動不足が糖尿病や心臓病、一部のがんの原因になっていると指摘。適度な運動を1日に少なくとも30分以上行う▽砂糖、脂肪、塩の摂取制限▽果物、野菜、豆類の消費拡大などを勧めている。

一方、食品の広告について「非健康的な食習慣を促進するような表現はやめさせる」「子どもの未熟さや、信じやすさにつけこんではならない」などと述べ、事実上、内容を規制するよう求めている。糖分や脂肪分の多い一部の清涼飲料水、ファストフードなどを念頭に置いているとみられる。

砂糖の摂取制限について当初案は、1日のエネルギー摂取量の10%以下に抑えるとした専門家の報告書に言及していた。しかし、砂糖生産国が反発し、数値目標のない抽象的な表現にとどまった。 asahi.com (05/23 00:06)

高コレステロール低年齢化 小5女児、8年で倍増
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 管理人 WEB  - 04/6/11(金) 12:37 -

引用なし
   小学5年でコレステロール値が高い女子が8年の間に倍増しているという調査結果を、関西医科大と浜松医科大が共同でまとめた。男女計約9000人を調べた結果で、大規模な調査は国内で珍しいという。男子でも増えていて、専門家は将来、心筋梗塞(こうそく)などの増加につながると予想している。今月出る日本疫学会の学会誌に発表する。

甲田勝康・関西医科大講師(衛生学)らは静岡県内のある市で小学5年生男女の身長、体重、総コレステロール値(血清1デシリットル中ミリグラム)を調べた。93年から01年まで毎年1000人前後のデータを分析した。総コレステロール値が200以上の子どもの割合は、女子で93年に9%だったのが01年に19%と2倍以上に増えていた。男子でも同時期、11%から16%に増えた。値の平均も女子が166から175に、男子が168から174に増えた。米国で小児用に設けられた基準では200以上が「高い」とされている。

肥満は体重(キロ)を身長(メートル)で2回割ったBMIという指標で比較した。女子で肥満(BMI20.3以上)は93年に10%だったのが01年に12%に、男子で肥満(同20.2以上)は13%から15%に増えた。成人ではBMI25以上が肥満とされるが、25に相当する小児の値として国際的に標準的な値を使った。研究チームは増加の理由について食生活の変化と運動不足によるとみている。甲田さんは「欧米並みの数字だ。日本の心筋梗塞などによる死亡率は米国の3分の1以下にとどまっているが、将来は増えると予測できる。子どもの食事や運動の指導など欧米のような対策が必要」と話している。 (06/09)

運動選手、体脂肪率低いほど月経異常
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 管理人 WEB  - 04/8/16(月) 9:23 -

引用なし
   五輪クラスの女子スポーツ選手は、体脂肪率が低いほど月経異常の割合が高くなることが、筑波大の目崎登教授(スポーツ医学)の研究で明らかになった。厳しい練習を重ねる女子選手は月経異常が起きやすいことはよく知られている。目崎教授は、アトランタ、シドニー五輪主要競技の女子強化選手(1772人)と普通の女子大生(1786人)を対象に、体脂肪率や月経異常の有無などを調査、比較した。

その結果、女子大生の約3割が月経異常を経験しているのに対し、選手は4割とやはり高かった。一流選手で体脂肪率と月経異常との関係を見ると、体脂肪率が10%を切ると全員に異常があった。12・5%に増えると半分に減少。体脂肪率が15%を超えると、月経異常になる割合はふつうの女子大生と同じ約30%まで下がった。

競技別では、体脂肪率が低い競技の新体操、体操、陸上中長距離選手に、月経異常が多く、体脂肪率が比較的高いバレーボール選手は一般女子大生とあまり差がなかった。一流選手の多くは、こうした異常を理解し、練習を調整しながら競技に臨んでいるが、メダリストの卵たちを育てている中学・高校の現場では、選手、指導者とも知識が不足している。目崎教授は「体脂肪率の減少を放っておくと、骨粗しょう症や不妊になる恐れがある」と指摘している。

◆月経異常=周期や日数、出血量の異常など10以上の分類がある。このうち月経が3か月以上止まることを続発性無月経と呼ぶ。妊娠がまず考えられるが、無理なダイエットによる卵巣機能不全やホルモンの分泌異常など様々な原因がある。(読売新聞 2004年8月15日)

元気な中高年、体力低下続く子供・体力運動能力調査
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 管理人 WEB  - 04/10/10(日) 20:47 -

引用なし
   日ごろからよく運動やスポーツをする小学生と、あまりしない小学生では、年齢が進むにつれて体力の差が開くことが10日、文部科学省の体力・運動能力調査で分かった。中高生では睡眠時間の長さや朝食を毎日取るかなど、生活習慣が体力に影響していることも判明。中高年は5年前に比べて体力が向上し、「元気な中高年と体力が低下し続ける子供」という構図が浮かび上がった。調査は昨年5―10月、6歳から79歳までの男女約7万4000人を対象に実施。約7万2000人の調査票を回収した。

小学生が運動やスポーツをする頻度と体力や運動能力との関係では、8項目について記録を得点化。6、8、11歳の時点で週に平均1日以上運動する子供と、週に1日未満かまたは全く運動しない子供を比較した。その結果、男女とも、6歳時点では運動やスポーツを週にどの程度するかによって得点差はほとんどないが、8歳、11歳と年齢が進むにつれ、8項目すべてで、よく運動する子供があまりしない子供を引き離している。特に11歳時点の20メートルシャトルランでは男女とも得点差が大きい。NIKKEI NET 2004.10.10

肥満・糖尿増え、運動減る 厚労省目標、20項目...
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 管理人 WEB  - 04/11/8(月) 23:44 -

引用なし
   肥満や糖尿病の患者数が増え、運動量が減っている――こんな傾向が厚生労働省のまとめでわかった。2010年までの国の健康づくり10カ年運動「健康日本21」で掲げた健康状態や食生活など70項目の目標の達成度を調べたところ、20項目で悪化した。同省は05年に中間評価をし、悪化した項目について重点的に対策に取り組む。

健康日本21は00年にスタートし、厚労省は1日にとる食塩の量、生活習慣病にかかる人の割合など10年後に達成すべき目標を数値化。これに基づいて都道府県が具体的な計画を立て、市町村が健康教室を開いたり、集団検診を実施したりするなど健康づくりに取り組んでいる。今回、効果をみるため、国民栄養調査などと目標値を比較した。 肥満の割合では、20〜60歳代の男性で15%以下にする目標を立てたが、97年の栄養調査では24%だったのに、02年には29%に悪化。女性は40〜60歳代で20%以下を目標にしたが、25%から26%に上昇した。20歳代女性では、やせすぎの人が23%から27%に増え、目標の15%以下から遠のいた。

日常生活の歩数は男性が8202歩から7676歩(目標9200歩以上)に、女性も7282歩から7084歩(同8300歩以上)に減り、1日に食べる野菜は292グラムから285グラム(同350グラム以上)になった。 飲酒量では日本酒換算で1日に3合以上飲む人の割合が、96年度の健康づくり意識調査で男性が4%だったのに、02年の栄養調査では7%になり、目標の3.2%以下の2倍以上になった。健康診断を受ける人は増えているものの、糖尿病患者数は糖尿病実態調査で、97年の690万人から02年に740万人(同1000万人程度)に増えた。 (2004 11/08 asahi.com)

食後の運動」に注意!
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 管理人  - 05/6/10(金) 9:35 -

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   アレルギー反応で死亡例も−子供中心、1万人に1人  

特定の食物を摂取した後に運動してアレルギー反応が起きる症状が子供を中心に報告されている。小中高生では1万人に1人の割合で起こり、中には死に至った例もある。しかし、医師や養護教諭らの間でも知られておらず、専門医はこの症状の正確な認識と対策を呼び掛けている。

時事通信 2005.06.10

急性運動回復期における水分補給の効果について
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 管理人  - 05/6/29(水) 17:37 -

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   以上のことから、スポーツ後に体力の回復を考えて飲む飲料は、単なる水だけより、糖質を含んでいるスポーツドリンクがいいようです。また血糖値に影響を及ぼさない点、乳酸(疲労物質のひとつ)の回復速度が早い点、濃度が高くなると心臓に不整脈をおこさせる危険性がある血中遊離脂肪酸を上げない点においては、牛乳が優れていると思われます。


http://www.j-milk.jp/seminner/8d863s000000qi49.html

少年サッカーの審判、46歳熱中症で死亡…京都
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 管理人 WEB  - 05/7/19(火) 1:32 -

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   18日午後1時20分ごろ、京都府京田辺市田辺の市営田辺木津川運動公園で、少年サッカーの審判をした同府宇治田原町岩山、無職池田徹さん(46)が試合後、呼吸困難になって意識を失い、病院に運ばれたが熱中症で死亡した。

田辺署の調べでは、池田さんは小学生の8チームが参加した大会で、午後0時半から前後半計30分の試合の主審を務めた後、気分が悪くなり、大会本部のテントで休んでいたという。

京都地方気象台によると、同市はこの日午後2時、33・7度を記録した。
(2005年7月18日22時26分 読売新聞)

鈍足 今の男の子 20年前の女児並み 文科省調査
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 管理人 WEB  - 05/10/10(月) 15:54 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : kyoiku051010_1.jpg
・サイズ : 51.8KB
   小学生の運動能力は低下が続き、9歳男子の50メートル走の平均記録は約20年前の9歳女子の水準にまで落ちたことが9日、文部科学省の2004年度「体力・運動能力調査」でわかった。

専門家は「親の車で移動したり、室内で遊んだりすることが多くなり、子どもが運動する機会が減っているため」と分析している。調査は2004年5月〜10月、6歳から79歳の男女計約7万2800人を対象に実施。小学生〜高校生については、運動能力低下が始まったとされる1985年度と、95〜04年度の各記録を比較した。

それによると、85年度の9歳男子の50メートル走は平均9・40秒だったのに対し、04年度までの10年間は、いずれも0・17〜0・44秒遅い水準に低迷。04年度は9・69秒で、85年度の9歳女子の9・74秒とほぼ同タイムにまで低下した。立ち幅跳びの記録も、9歳男子は85年度より12・29センチ、9歳女子は9・73センチ短くなり、低下が続いている。ソフトボール投げの距離も、85年度の記録を毎年下回っている。一方、中高生男子の50メートル走の記録は、85年度よりわずかに遅いが、ほぼ同水準を維持。13歳男子のハンドボール投げもほぼ同じ水準だった。中高生女子の50メートル走の記録は、85年度より0・15〜0・34秒遅くなっている。中高生男子が運動能力を維持していることについて、同省生涯スポーツ課は、「小学生と違って部活動がある中高生は、運動する機会が多いからではないか」と分析。さらに、運動部への所属率は、中高生とも男子が女子よりも高いことから、運動部で日常的に運動をしている男子は運動能力を維持できている、とみている。また、20歳から64歳までの「成年」では、男女とも「握力」がほぼ横ばい、「反復横跳び」は記録が伸びるなど、“元気さ”が目立った。調査を監修した順天堂大の青木純一郎副学長は、「健康のために運動をする人が増えているからではないか」と話している。(2005年10月10日 読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo051010_1.htm

添付画像
【kyoiku051010_1.jpg : 51.8KB】

中高年世代、敏しょうに 文科省の運動能力調査
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 管理人 WEB  - 05/10/10(月) 15:59 -

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   青少年の体力は落ちているのに対し、中高年層は反復横跳び(20秒間にラインをまたいだ回数)が一部で過去最高を記録するなど敏しょう性が向上していることが9日、文部科学省の2004年度体力・運動能力調査で分かった。

文科省は「最近の中高年層は、運動の重要性を理解し、日ごろから体を動かしているためではないか」とみている。調査は6歳から79歳の約7万3000人を対象に実施。今回は中高年と青少年の運動能力について1985年度と比較するなどして中長期的な変化を追った。成人については、35−39歳、45−49歳、55−59歳の3世代を男女別に、反復横跳び、握力、急歩の3種目で比べた。その結果、反復横跳びの平均回数は、いずれも85年度より上昇した。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2005100901001625

中2、体力テスト後に死亡 両親が市に賠償請求
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 管理人 WEB  - 06/1/26(木) 11:37 -

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   山梨県南アルプス市の市立中学校で昨年4月、中学2年生の男子生徒=当時(14)=が体力テスト中に倒れ2日後に死亡したことをめぐり、両親が26日までに、市に慰謝料など約8450万円を請求した。 両親は「体力テストを担当していた教諭に安全注意義務違反があった」としている。

市によると、生徒は昨年4月13日、20メートルの区間を電子音に合わせて往復して持久力を測定する「シャトルラン」を終えた直後に心肺停止状態となった。担当教諭が人工呼吸をしたが、搬送先の病院で2日後に死亡した。
 
生徒は陸上部に所属し、練習中に倒れたことが2度あったという。両親は「テストには約100人の生徒が参加していたにもかかわらず、教諭が1人だった」と主張、市は「教諭の目は行き届いており、過失はない」としている。
(共同通信) - 1月26日

健康志向なのに? 肥満や大量飲酒増加、国の目標...
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 管理人 WEB  - 06/2/2(木) 21:59 -

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   肥満や大量飲酒する人の割合などが、国の定めた目標値から、より遠のいていることが厚生労働省のまとめでわかった。国民の健康づくり計画「健康日本21」に掲げる70項目の達成目標値のうち、約20項目で計画をつくった時より悪化していた。健康志向が高まっていると言われる中、目標達成が難しくなっている実態が浮かび上がった。

健康日本21は、同省が00年につくり、国民の食生活や運動量、がん患者の数などを改善しようと、70項目について「目標値」を決めた。2010年までの達成を目指している。同省が、各項目について計画をつくった当時の国民健康・栄養調査などの数値と、昨年5月までにわかった数値(暫定)を比べたところ、20〜60歳代の男性の肥満の割合は、計画時の24.3%から29.5%に悪化。目標値の15%以下には遠く及ばなかった。

飲酒量では、日本酒換算で1日3合以上飲む男性の割合が、目標値は3.2%以下なのに、策定時の4.1%から5.3%に増えた。牛乳、乳製品などカルシウムを含む食品の摂取量(目標値・1日当たり130グラム以上)は策定時は107グラムだったが、97グラムに減った。また、朝食を食べない中高生の割合は、6.0%から8.7%に、30歳代の男性では20.5%から23.0%にそれぞれ増えていた。

運動の目安になる1日当たりの歩数も男女とも減った。幼児の虫歯や食塩摂取量など目標値に近づいた項目もあったが、多くが横ばい。調査中で比較できない項目も3割以上あった。厚労省は今年度中をめどに計画の中間見直しを進めており、「目標値の見直しも含めて検討していきたい」としている。 2006年02月02日20時22分

「コエンザイムQ10」の摂取上限量設定見送り
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 管理人 WEB  - 06/6/22(木) 23:35 -

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   内閣府食品安全委員会(寺田雅昭委員長)は22日、人気の健康食品の成分「コエンザイムQ10」について、安全性を判断する科学的なデータが少ないことから1日摂取量の上限量の設定を見送る評価書案をまとめた。

それによると、食品として健康な人が長期間摂取した場合の安全性のデータは「不十分」と判断。一方、心臓の医薬品として使われ、胃の不快感などの軽い副作用も報告されていることなどを挙げ、「健康影響は必ずしも明確でない」とした。その上で安全性を確保する方策として、医薬品としての1日用量(30ミリ・グラム)を超えない範囲で、長期間摂取した場合の安全性確認や、消費者への摂取上の注意の提供などを行うように指導することを厚労省に求めた。コエンザイムQ10は、細胞の中にある抗酸化物質の一つで、美容や老化予防に効果があるとされる。
(2006年6月22日22時31分 読売新聞)

運動単位「エクササイズ」? 生活習慣病予防へ厚...
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 管理人 WEB  - 06/7/19(水) 22:09 -

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   糖尿病などの生活習慣病を予防するため、厚生労働省は19日、必要な運動量の目安を示した指針案をまとめた。スポーツだけでなく、階段の上り下りや子供と遊ぶことなど日常生活での活動も対象にして運動習慣のない人でも手軽に行えるように工夫した。メニューごとの具体的な時間や1週間に必要な運動量を明示し、実用性を高めた。

指針案は「エクササイズ」という運動量の単位を設定し、「生活活動」と「運動」に分けて必要な運動量を計算。例えばゴルフ、速歩きなどの運動や、子供と遊ぶ、自転車に乗る、庭仕事といった活動は15分行えば1エクササイズとした。内容がきつくなるほど時間は短く、軽い筋力トレーニングは20分、階段の上り下りは10分、水泳は7〜8分で1エクササイズとカウントする。これらを組み合わせて1週間に計23エクササイズ以上を行い、このうち少なくとも4エクササイズは「運動」とすることを目標に掲げた。例えば、1週間のメニューの組み合わせは、バレーボール(20分を週2回)▽速歩き(30分を週1回)▽通勤の徒歩(往復40分を週5回)▽犬の散歩(20分を週2回)▽昼休みの散歩(20分を週3回)▽子供と遊ぶ(30分を週1回)▽洗車(40分を週1回)など。

また、内臓脂肪型肥満に高血圧などが重なったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備軍の人たち向けに、目安の一つとされる腹囲(男性85センチ以上、女性90センチ以上)を1センチ細くするのに必要なエネルギー消費量を「7000キロカロリー」と設定。腹囲を基準値以下にするため、1日にどれだけエネルギーを消費すればいいのかを分かりやすくアドバイスしている。今月25日に最終報告をまとめる方針。(07/19 19:02)

日焼け注意!、紫外線で年6万人死亡
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 管理人 WEB  - 06/7/26(水) 12:29 -

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   【ジュネーブ=渡辺覚】世界保健機関(WHO)は21日、紫外線を過度に浴びたことが原因で、世界で年間約6万人が死亡しているとする報告書を発表した。

報告書は、死者約6万人のうち、約4万8000人は、メラニン色素を作る細胞が、がん化する悪性黒色腫(しゅ)(メラノーマ)が原因で死亡、残る約1万2000人は、そのほかの皮膚がんで死亡していると指摘。悪性黒色腫や皮膚がんによって、早死にしたり、障害が残ったりするケースの約90%は、紫外線の浴びすぎが原因と推計している。報告書はまた、紫外線には体内でビタミンDを合成する効果などもあるが、皮膚の老化、白内障、免疫機能低下による口唇ヘルペスなどを引き起こす危険性が高いと指摘している。(2006年7月22日 読売新聞)

人気サプリ「コエンザイム」大論争、安全かそれと...
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 管理人 WEB  - 06/9/3(日) 10:25 -

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   「老化を防ぐ」「二日酔いにいい」「免疫力をアップする」など万能薬的なイメージで、売れに売れている人気サプリメント、コエンザイムQ10(CoQ10=コーキューテン)は、安全か否か。専門家の意見が真っ二つに分かれている。先ごろ、食品安全委員会が「データが不足しているため、安全な摂取上限量を決めることが困難」とする評価書案をまとめたためだ。いったい、どれくらいなら、安全なのか。

【外圧で解禁?】

アンチエイジング(抗加齢)ブームを背景に、男女を問わず、40−60代から絶大な支持を集めているCoQ10。その安全な上限量をめぐる論争の発端はちょうど1年前の8月下旬、厚生労働省が内閣府に設置された食品安全委員会に対し、「1日の摂取目安上限量を300ミリグラム以下にしたい」と諮問したことにある。もともとCoQ10は心不全の治療薬だが、米国からの“外圧”(サプリメントの貿易自由化要求)などを背景に、2001年から日本でも、“食品”(サプリメントなどの“いわゆる健康食品”)として利用できるようになった。CoQ10を、医師が薬として使う場合には、1日の摂取上限量は30ミリグラムと決められている。ところが、消費者が“食品”として利用する場合、大根や納豆などと同様に摂取上限量を決める必要はない、とされる。そこで「何か目安を」という厚労省の指導もあり、メーカーの多くは100〜300ミリグラム摂取を目安量を示すようになった。さらに1年前、厚労省は、摂取目安が上限量300ミリグラム以下で安全か否かを諮問した。ところが、検討を重ねた食品安全委員会が今年6月下旬に出した回答はこうだ。「人が長期間摂取した場合の影響を検討するには、厚労省から提出された資料ではデータが不十分。摂取目安上限量を決めることは難しい」

【健康障害の前例ナシ】

識者はどうみるか。国際コエンザイムQ10協会理事の紀氏(きし)健雄・神戸学院大学薬学部教授は、こう語る。「妥当な判断でしょう。摂取上限量を決められないからといって、『安全ではない』という話ではありません」

どのような意味か。「実はビタミンでも、上限量が決まっていないものがたくさんある(13種類のうちビタミンB1やCなど7種類)。きちんとしたデータがないためだが、もう1つ、通常使う量では、何も問題がないという安心感があっての判断だと思う.

紀氏教授が続ける。「CoQ10は高齢者になると、体内での合成能力が落ちてくるといわれ、サプリメントはそれを補う形になる。その意味で、CoQ10を薬よりもビタミン並みと考えればいい」

市販の摂取目安量は、多くて300ミリグラムだ。紀氏教授は、「この程度で何かが起こることはあり得ない。動物実験を見ると、CoQ10で死んだという例はない。人でも下痢をしたという話は聞くが、過剰摂取で死亡したり、重篤な健康障害が起きた例はありません」と語る。

【臆病なぐらい慎重であれ】
一方、安全性に懐疑的な日本大学医学部消化器内科講師の松井輝明氏に聞いた「300ミリグラムでも問題がないというのなら、そのデータをきちんと示してほしい」。厚労省から食品安全委に出された21本の資料のうち、最も長いのは1日当たり90ミリグラムを9カ月間摂取した試験で、他の多くは2週間から2カ月程度だった。これでは、あまりに不十分、というのが松井氏の意見だ。

長期摂取に、問題があるとすれば何か。「外からCoQ10を摂取した場合、体内で合成する能力が衰えてしまわないか、という点です」。CoQ10は人を含め、動植物の体内で作られるが、その量は20代をピークに、年齢と共に少なくなるという。その不足をサプリメントで補っていいものか、どうか。

 日常の食生活の重要性についても説く。「CoQ10は補酵素、つまり補助的な役割を果たすが、主役ではない。CoQ10だけがあっても、栄養素と酸素がなければ役割を果たせず、意味がありません」。少し難しい話になるが、合計60兆個ある人の細胞の1つ1つに、ミトコンドリアと呼ばれるエネルギー生産工場がある。そのミトコンドリアの中で、酸素と協力して栄養素からエネルギーを放出させるのが、CoQ10の役割だ。それだけCoQ10は重要なのだが、栄養素、つまり食事をほったらかしにしておいてCoQ10を摂取しても意味はない、というのだ。「最終的には消費者の判断だから飲むな、とは言えないが、臆病になるぐらいに慎重であってほしい」と、松井氏は注意を促す。食品安全委は審議を継続中で、最終的な答えはまだ先になりそうだ。

ZAKZAK 2006/08/29

変わる救命法、人工呼吸より何度も心臓マッサージ
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 管理人 WEB  - 06/9/7(木) 18:08 -

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   市民が緊急の際に行う救命救急の方法が、国際基準の変更に合わせて変わることになった。これまでの方法だと、15回だった心臓マッサージは30回に増やし、口と口をつける人工呼吸に抵抗があれば、「マッサージだけでもOK」に。総務省消防庁と厚生労働省が、全国の消防本部や病院などに対し、市民に教える新たな救命方法を通知した。民間レベルでの「救命救急効果を高める」のが目的だが、変更に伴う準備が間に合わない指導現場では混乱も予想される。

家族が自宅で突然倒れたり、駅などで近くにいた人の呼吸が急に止まったりした際の対処方法は、一般市民の場合、地元の消防署や病院などで習うケースが多い。昨年末、救命救急方法の国際基準が変わったことを受け、日本救急医療財団が「日本版救急蘇生ガイドライン」を作成。これを受けて、両省が都道府県を通じ、市民向けの救急救命の指導現場に、教える内容を改めるよう通知した。

それによると、従来は2回人工呼吸をした後、心臓マッサージを15回行っていたのを30回に増やした。自動体外式除細動器(AED)は3回連続して電気ショックをかけていたところを、今回から1回にして、すぐ心臓マッサージを始めるよう改めた。日本版ガイドラインを作成した兵庫医科大学の丸川征四郎教授は、「とにかく、心臓マッサージをし続けることがポイント。『人工呼吸をしたくないから、心臓マッサージもしない』という姿勢だと救える人も救えない」と話す。さらに、口と口をつけて行う人工呼吸に抵抗がある人は、心臓マッサージだけでもいいことになった。「直接息を吹き込むこと」は救命にとって重要だが、これまでの研究で、人工呼吸に時間がかかりすぎて心臓マッサージが中断されるより、マッサージを続けた方が救命効果が高いことが、わかってきたからだ。

ただ、一方で、これらの変更に現場が追いついていないのも現実。9日の救急の日には、各地の消防本部が救命救急のイベントを開くが、新しいやり方の披露が間に合わないケースが多いという。さいたま市消防局の担当者は「テキストを変えたり、救急隊の研修をしたりと準備に時間がかかり、当面旧バージョンで教えざるを得ない」。 加えて、AEDは音声に従って操作する仕組みだが、出回っているものの大半は以前の救急方法に沿った内容。新しいやり方を習った人が旧来のAEDに戸惑うのではないか、といった声が現場にはある。

http://www.asahi.com/life/update/0907/

寝過ぎ高校生、持久力劣る? 「不規則な生活、原...
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 管理人 WEB  - 06/10/10(火) 9:58 -

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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : TKY200610080214.jpg
・サイズ : 12.0KB
   1日8時間以上睡眠をとる高校生は、6時間未満の人より持久力で劣る傾向がある。文部科学省が8日公表した05年度の体力・運動能力調査で、こんな結果が出た。持久力と生活習慣との関係では、朝食抜きやテレビの見過ぎも影響するらしい。文科省は「規則正しい生活が体力向上のカギ」と呼びかけている。調査は64年から毎年実施しており、今回は6〜79歳の男女7万1542人から回答を得た。6〜17歳については持久力をみるため、20メートル区間を徐々にペースを速めながら走って折り返せた回数と、睡眠時間などとの相関関係を分析した。

その結果、睡眠時間が「8時間以上」と答えた高校生(15〜17歳)は男女とも、「6時間未満」の高校生より回数が少なかった。その差は15歳男子と16歳女子で約13回だった。一方、小学生(6〜11歳)は男女とも「8時間以上」の方が好成績で、中学生(12〜14歳)もほぼ同じ傾向だった。朝食については男女とも、「毎日食べない」と答えた方が「毎日食べる」より回数が少なかった。ただし、その差は7歳男子で約3回、12歳男子で約11回なのに対し、15歳男子では20回強と年齢が上がるにつれて開きが大きくなっていた。テレビゲームを含めたテレビの視聴時間との関係でも同様で、17歳男子では「3時間以上」と答えた方が「1時間未満」より約14回少なかった。

調査・分析に携わった順天堂大の内藤久士・助教授は「寝過ぎやテレビの見過ぎが直接の要因というよりも、そうした子供たちには規則正しい生活習慣が確立されていないからではないか」と分析している。このほか、青少年層全体(6〜19歳)では、走る・跳ぶ・投げるの基礎的な運動能力と握力で、85年前後から続く低下傾向は今回も変わらなかった。一方、20〜64歳の成年層は、敏捷(びんしょう)性をみる反復横跳びが緩やかに向上、全身持久力をみる急歩は低下した。
2006年10月10日 asahi.com

添付画像
【TKY200610080214.jpg : 12.0KB】

年間300万人が高血糖で死亡
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 管理人 WEB  - 06/11/20(月) 14:57 -

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   高血糖に起因する糖尿病、心疾患および脳卒中によって、世界で年間約300万人が死亡していることが判明し、医学誌「The Lancet」11月11日号で報告された。研究を率いた米ハーバード大学(ボストン)公衆衛生学部のMajid Ezzati氏によると、このリスクは、糖尿病と診断される血糖値よりもずっと低い値で生じるという。

今回の研究で、Ezzati氏らは世界各地の52カ国から血糖値のデータを集め、最適値を超える血糖が心疾患および脳卒中による死亡に及ぼす影響を調べた。その結果、2001年に高血糖に起因する糖尿病により死亡したのは95万9,000人、同じく高血糖による心疾患および脳卒中による死亡はそれぞれ149万人、70万9,000人であった。これは、心疾患による死亡の21%、脳卒中による死亡の13%が高血糖を原因とするものであることを意味する。

合計すると、高血糖による死亡者は年間316万人となる。これは糖尿病による死亡数を大幅に上回り、喫煙(480万人)、高コレステロール(390万人)、過体重・肥満(240万人)によるそれぞれの死亡数に匹敵する数字である。Ezzati氏は、高血糖を糖尿病の因子だけにとどまらない危険因子(リスクファクター)として捉える必要があると述べ、高血圧や高コレステロールと同じように、高血糖リスクを一般に知らせる公衆衛生プログラムの必要性を訴えている。

同誌に掲載されたフィンランドのグループによる研究では、食事や運動に関するカウンセリングによって、2型糖尿病リスクの高い人の生活習慣を改善し、発症率を減らすことができることが明らかになった。生活習慣への介入だけで必ずしも2型糖尿病を完全に予防できるわけではないが、発症を遅らせるだけでも糖尿病予防の費用対効果に大きな影響があると著者は述べている。

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